10月下席は落語協会の公演だ。
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今回ここを選んだのは、以前印象が良かった一之輔さん、歌武蔵さんと、気になっているぴっかり☆さん、円丈さんが出演予定だからだ。
その中のぴっかり☆さんは交互出演なので、注意が必要だ。

代演情報は前日夜か当日朝のTwitterで確認ができる。
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ちょうど行きたいと思っていた24日にぴっかり☆さんが出演するなんて縁を感じる。


11:15過ぎに末廣亭に到着したときに並んでいたのは20人位で、ほぼいつもと同じ人数。
定刻通り入場後、お気に入りの最前列の中央付近の席を確保して開演を待った。

昼の部
入船亭扇ぽう(前座) 「たらちね」
三遊亭わん丈 「新作・60歳年上女性にプロポーズ(内容)」
林家楽一(紙切り)
三遊亭彩大 「太鼓腹」
古今亭菊春 「初天神」
丸山おさむ(代演・声帯模写) 「沢田研二・新御三家他(内容)」
春風亭一之輔 「子ほめ」
三遊亭歌武蔵 「新作?漫談?相撲ネタ(内容)」
ロケット団(漫才)
三遊亭天どん 「新作・不良クラブ(内容)」
橘家円太郎 「浮世床」
アサダ二世(奇術) 「スカーフ・紐・トランプ(内容)」
柳家小さん 「蜘蛛駕篭」
春風亭ぴっかり☆ 「桃太郎」
ホームラン(漫才)
三遊亭白鳥 「新作・おばさんが自衛隊に入る(内容)」
林家種平(代演) 「ぼやき酒屋」
立花家橘之助(三味線漫談) 「たぬき」
三遊亭円丈 「夢一夜」


わん丈さんは長めのまくらで笑わせた後、かなり無理のある設定の新作でも多くの笑いをとっていた。

紙切りの楽一さんはまだ若手といった感じだったが、難しいお題を見事にこなしていた。体を揺らさずに切る。

彩大さんが話した後、小学生50人が入場。2階席に着席するまでの間、しばらく中断。

菊春さんは大きなアクションを交えて熱演。「初天神」と思うが大幅に手が加えられている。

丸山おさむさんは主に歌まね。持ちネタなんだろうが今話題の沢田研二も。

一之輔さんは団体の小学生関連のまくらから「子ほめ」。臨機応変のまくらからくすぐり満載の「子ほめ」は流石。

歌武蔵さんは元力士の経歴を生かした相撲ネタ。最初から最後まで笑いが絶えず、期待通り。

ロケット団さんは初めて聞いたが面白いネタだった。今後も注目したい。

天どんさんも円丈さんのお弟子さん。団体の小学生にはどうかと思われる不良のネタであったが面白かった。

ここで団体の小学生50人が退場のためしばらく中断。
小学生がいた間は面白い人ばかりだったので運が良い。寄席を好きになってくれることを願う。

アサダ二世さんの奇術。定番のスカーフ、紐の後のトランプの時に、手伝ってほしいと指名される。
トランプを一枚引いて本人には見せずに観客に見せた後、元に戻してよくきってから返すと風船を渡された。
風船を膨らませて返すと、代わりにピストルを渡され、1.2の3で風船を撃つ(もちろん音だけ)。
すると割れた風船の中から、見事に先ほど引いたカードが出てきて拍手喝采。
そのカードに名前入りの札を張り付けて記念品として渡されたので貰ってきた。
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ぴっかり☆さんはテレビで見たことがあるが寄席では初めて。まくらも面白く、「桃太郎」も大筋とサゲ以外はほぼオリジナルという感じに変更されていた。人気先行と思いきや、腕もある。

白鳥さんはまくらから新作のネタまでかなりぶっ飛んだ内容。途中、「ついてきてますか、師匠の円丈はもっと凄いですよ」と言っていた。

種平さんは「ぼやき酒屋」。初めて聞いたが面白い話しだった。後で調べてみたところ、桂三枝さんの創作落語と判明。

橘之助さん女性。三味線の弾き語りのところは好き好きだろうが、合間の話しは面白かった。

トリは円丈さん。前に書見台を置き、それに台本を載せてたまに見ている様子。最前列だったので、台本に赤い字の書き込みのようなものが無数にあるのが見えた。末期がん患者が主人公の面白い話しであった。

沢田研二のドタキャン騒動があった後ということで、少なくとも3,4人の人がまくらやネタに取り入れていた。
その速さや少し際どい内容は、寄席でしか味わえないところである。

たまたまかも知れないが古典の菊春さん、一之輔さん、ぴっかり☆さんは、かなりオリジナルな感じの話しになっていたし、円丈さんも含め、出演したお弟子さんのほとんどがぶっ飛んだ内容の創作落語を披露。

全体的に新鮮な感じがして、たくさん笑えた楽しい昼の部であった。

最初の予定では夜の部を少し聞いてから帰ろうと思っていたが、昼の部で十分満足できたのでここで帰ることにした。

とにかく目立っていたのが、円丈さんと4人出演したお弟子さんたち。
円丈さんが主任を務める公演は今後も注目していきたい。