本日は、繁昌亭で上方落語を聴く予定だ。
繁昌亭は自由席で、入場券に記された整理番号順に入場するというシステム。
前売券があれば並ぶことなく昼席の開場時刻12:30に行けばいいので、その前の予定が立てやすい。
と言っても、午前中の短い時間にできることは限られている。

そこで浮かんだのが、1度は行ってみたいと思っていた関西将棋会館。
道場で将棋を指す時間はないが、見学だけならちょうどいい距離感だったので、行ってみることにした。

9:30にチェックアウトして、日本橋駅から大阪メトロ千日前線に乗車、玉川駅で乗り換え、JR福島駅で下車(350円)。
歩いてすぐ(約100m)のところに関西将棋会館があった(10:15)。
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中に入ってみたところ、営業前(販売課は12:00から)で暗い感じだったのでそのまま2階道場へ。
ちらっと見ただけだが、東京の道場とほぼ同じ感じであった。

予定よりも早いがここで見学を終了し福島駅へ。
まだ少し早いので、一旦大阪駅へ移動(120円)し、地下街をぶらぶらした。
地上は暑くてたまらないが、地下街は冷房が効いていて快適だ。

当初はここで昼食の予定であったが、それでもまだ早い感じがしたので、繁昌亭の近くで食べることにして、北新地駅から大阪天満宮駅へ移動(120円)し、繁昌亭に着いたのは11:20。

さすがに人はいないので、そこから見えたアーケードの商店街で昼食の店を探したところ、洋食屋さんのハンバーグ定食が気に入ったので入店し、注文。
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繁昌亭開場の12:30近くまでいたいと思い、ゆっくり時間をかけて食べたが、12時前には完食。
ランチ時で店内も混んできたので、それ以上粘ることもできず、950円を支払って店を出た。

開場まではあと30分近くある。
せっかくなので大阪天満宮にお参りに行くことにして、繁昌亭とは逆の入口に向かった。

しばらくアーケードを歩き、左折した先の左に立派な正門があった。
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中に入るとやはり立派な本殿があった。
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お参りを済ませ、裏門方向に歩いていくと、本殿の横に登龍門があった。
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中国の黄河上流で鯉などが多く集まり、多くは登り得ないが、登れば龍となるという故事に基づいている。
それが転じて、そこを通り抜ければ必ず出世するといわれる関門の意となっているとのことだ。
通れないように柵で囲ってあるのが残念。

そのまま境内を通り抜け、裏門を出ると、繁昌亭の前に出た。
開場まではあと10分程だが、とにかく暑いので日陰を探して先ほどのアーケードの下まで行って、繁昌亭の様子を見ることにした。

依然として繁昌亭の前に人はいないが、自分の周りのアーケードの日陰部分に同じように繁昌亭を見ている人が多数いることに気がついた。
みんな考えることは一緒のようだ。

係員が出てきたのを確認し、繁昌亭に向かうと、周りの人たちも移動を始めていた。
整理番号順に10人ずつ呼ばれるので、30番台が呼ばれたときに入場し、最前列の真ん中辺りの席を確保した。

場内は全て椅子席で、1階153席、2階63席とのことで、かなりこじんまりとした印象。
1階席の一番後ろに行ってみたが、適度に傾斜がついていて見やすい配置になっている。
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そのまま場内の展示物などを見学し、開演の少し前に席に戻った。
定刻通り13:00に開演し、14:35から約15分の中入りを挟み、プログラムにあった終演予定の16:10より10分ほど早く終演。(上演内容詳細はこちら

本日の宿泊は「センターホテル大阪」。
歩いて行けそうな距離だったので、徒歩で移動し、約20分で到着。
株主優待の無料宿泊券を渡してチェックイン完了。
口コミにあったように設備の古さは感じるが、特に気にするほどでもない。

早速近くの飲食店を検索し、「コスパもばっちりの美味しい居酒屋」と紹介されている「かっぽうぎ淀屋橋店」に行くことにした。

近所のコンビニもチェックしながら向かい、入店したのは17:30頃。
席はすでに3分の1ほどが埋まっていた。

アーリー飲放題500円とあったので聞いてみると、1時間で生ビールもOKとのことだったので早速注文。
料理は創業以来の名物料理「牛すじ豆腐380円」、茄子の浅漬け、明太子、他串揚げを3本注文。
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牛すじ豆腐は味もボリュームも申し分なく、博多の明太子屋さんとの提携記念の明太子も1本そのまま出てきただけであったが、とても美味しかった。
1時間弱、十分食べて飲んで、会計は2224円と激安、味も料金も大満足であった。

18:00頃には満席となったが、その後も続々と人が来ており、入店を断っている状況であった。
この内容なら、この人気振りも頷ける。

株主優待のホテルは今後も利用することになると思うので、その時は必ずこの店に来ようと思える、まさに「コスパもばっちりの美味しい居酒屋」であった。

ここで株主優待のホテルについて書いておく。

会社名は「サムティ(株)・3244」。
11月末に200株保有していると、系列のセンターホテル東京およびセンターホテル大阪の無料宿泊券が各1枚もらえるというもの。
使わなければただの紙切れではあるが、上手く使えばかなりお得になる。

ちなみに今回の同じ日の宿泊料金は7600円であった。
8/10の株価は1883円なので、200株で計算した優待利回りは2.02%。
東京も同様に使えば4.04%となり、配当利回り2.65%(これだけでもかなり高率)を加えた総合利回りは6.69%とトップクラスの高利回りとなる。
この株は昨年購入したので今回が初めての利用となるが、しばらく保有して有効に使いたいと思う。



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